家を買うことが、人生の成功だと思っていた時期がありました。家族のため、自分のために「マイホームがあれば安心できる」と信じていたのです。そんな気持ちのまま、私は40代で広島市内の分譲マンションを購入しました。
住宅ローンを申し込むとき、頭金なしの状態で、月々の支払いさえできれば大丈夫だと考えていました。当時は「みんなそうしている」と思っていたし、不動産業者の営業担当の説明にも特に疑問を抱くことなく、契約を進めました。
しかし、物件を購入してから見えてくる現実は、甘くありませんでした。管理費や修繕積立金、駐車場代に固定資産税…。表面上の返済額以外に、家を持つことには多くの維持費がかかります。
そこへ子どもの学費、想定外の収入減、体調を崩したことでの退職…。日々の生活は徐々に苦しくなり、住宅ローンの返済が重くのしかかってきました。借金でその場をしのぎ続けた結果、私は最終的に大切にしていた家を手放すことになりました。
悔しさと後悔、そして「なぜあの時、もっと冷静に判断できなかったのか」という自責の念。不動産業者の担当者は丁寧に対応してくれたとは思いますが、彼らの役割は“不動産を売ること”であって、私の人生を一緒に考えることではありませんでした。
この経験を経て、私はファイナンシャルプランナー(FP)の資格取得を目指しました。同時に「住まい」についての正しい知識も必要だと感じ、宅地建物取引士登録済の資格にも挑戦し、合格しました。
FPとして学んだことで、住宅ローンの構造や税金、家計管理の重要性を深く理解できるようになり、同時に「人生全体を見渡して判断する視点」が身につきました。そして現在、私は再び家を購入しています。築古ですが広島市内の2LDKの住宅です。
以前のように勢いで購入することなく、ライフプランや老後の生活も視野に入れたうえで、無理のない返済計画を立てた結果、今では安心して暮らせています。このような経験から、私は「自分と同じように住宅購入や売却で悩む人の力になりたい」と強く思うようになりました。
人生における大きな買い物である「家」それを考える時、多くの人が不動産業者や金融機関に話を聞きに行きます。しかし、そこに“中立な立場”からアドバイスしてくれる存在がいなければ、本当に自分に合った選択をするのは難しいと、私は実体験を通じて痛感しました。
私は現在、65歳を目標に本格的な相談業務を開始する準備をしています。今のうちは無料相談という形で、ご縁のあった方に対応していますが、これは相談者のためだけではなく、私自身が実績を積み、信頼を重ねていくための時間でもあります。
- 「家を買いたいけど、何から考えればいいかわからない」
- 「今の家を手放すべきか迷っている」
- 「ローン返済に不安がある」
- こうした悩みを抱えている方は、決して少なくありません。
その答えは一つではなく、家庭ごとに、人生ごとに異なります。だからこそ、FPとして中立な立場から、その人の背景や将来を一緒に見つめ、よりよい選択ができるようサポートする──それが、私のこれからの使命だと考えています。
広島市という地域に根ざした活動を目指しているのも、地元の環境や不動産事情、生活コストなどを身近に感じながら相談に応じることができるからです。地元を知っているFPだからこそ伝えられることがあります。
この活動は、私自身の“老後の生き方”でもあります。定年後にただ時間を過ごすのではなく、過去の失敗と学びを誰かの役に立てる。そんな新しい挑戦に、私は今、誇りを感じています。
今はまだ準備中という段階ではありますが「住宅購入や売却で後悔してほしくない」という気持ちは、これまでの誰よりも強いつもりです。同じように不安を抱えている方がいれば、ぜひ一度、お話を聞かせてください。きっと、何か一つでも「気づき」が得られると思います。
不動産の売買で悩んでいるなら、私に相談してください。
FP資格と失敗経験の両方を持つからこそ、伝えられることがあります。「不動産の売買でファイナンシャルプランナー(FP)を相談するために探している」という方にお伝えしたいのは、私自身が、過去に住宅購入と住宅ローンで大きくつまずいた経験があるということです。
そして、その失敗を真剣に反省し、FPと宅建士登録済の資格を取得し、同じように悩む人の力になりたいと考えるようになったこと。この2つの経験と視点を持って、あなたの相談に中立な立場から向き合えるFPが私です。
私は広島市で暮らす63歳。現時点では会社員として働いていますが、65歳を節目として本格的に相談業務を始める予定で、現在はそのための準備と実績づくりの段階です。その一環として「無料相談」を受け付け、地域の皆さまの住宅・家計・老後の悩みに耳を傾けています。
私がFPを目指した理由──住宅ローンで苦しんだ過去
40代で分譲マンションを購入した私は「家を買えば人生が安定する」と信じて、家族以外の誰にも相談せずに契約を進めました。不動産業者の勧めるままに、頭金ゼロ、諸費用もローンに組み込み、「月々の支払いさえこなせば大丈夫」と思い込んでいたのです。
しかし、購入後に待っていたのは、現実の重みでした。管理費、修繕積立金、駐車場代、固定資産税…。家を持つということは、想像以上に多くの「見えない支出」がかかります。
さらに、副収入の減少、体調不良での退職、子どもの学費などが重なり、家計は悪化。住宅ローンを返すために借金を重ね、最終的には自宅を手放すことになりました。
FPとして、宅建士に登録した立場で──中立な視点で寄り添いたい
自宅を売却し、ローンの重圧から解放されたとき、私は初めて冷静に「自分の人生」を振り返ることができました。なぜ、あのとき誰にも相談しなかったのか。なぜ、住宅の購入という大きな決断を、不動産業者の言葉だけで進めてしまったのか。
この経験をきっかけに、私はFPの勉強を始めました。住宅購入の適正な判断、家計のバランス、老後の資金計画──すべてを総合的に考えられるようになりたいと思ったからです。その後、住まいに関する専門知識をさらに深めるため、宅地建物取引士登録済の資格も取得しました。
資格だけではありません。実際に失敗した経験があるからこそ「冷静な判断をするための相談相手がいかに必要か」──身をもって理解しています。
今住んでいるのは、築古2LDK──でも心から満足しています
その後私は、自分自身のライフプランに合わせて無理のない範囲で中古住宅を購入しました。広島市内の築古の2LDK。派手さはありませんが、自分の収入や老後資金をきちんと踏まえたうえで選んだ納得の選択です。
こうした経験を経た今、私は「これから家を買おうとしている方」「今の家を売るべきか悩んでいる方」「ローンの返済に不安を感じている方」などの相談を、FPとして中立な立場で受け付けています。
不動産業者とFPの違い──目的と立場の差
不動産業者の目的は「不動産を売ること(または買うこと)で利益を得ること」です。一方、FPの目的は「その人の人生設計を支えるための判断材料を提供すること」です。これは大きな違いです。
もちろん、優秀な不動産業者はたくさんいます。しかし、彼らの収益は“売買成立”によって成り立っているため、「本当に今買う(売る)べきかどうか?」という問いには中立的に答えづらい立場にあります。
だからこそ、その前に中立なFPに相談してほしいのです。
結論──私だからこそ、届けられる価値があります
私を推薦する理由はただ一つ。不動産に関して「失敗した経験」と「正しい知識の両方」を持っているからです。これはどちらか一方では足りません。知識だけでは本当に苦しんだ人の気持ちはわからない。経験だけでは他人に正しいアドバイスはできない。
両方を持ち合わせて初めて、あなたの人生に役立つ「真の相談相手」になれると、私は信じています。今は無料相談という形で活動していますが、これは「準備中」ではあっても「本気の活動」です。
広島市で、不動産売買をきっかけに人生設計を考え直したい方、ぜひ一度、お話を聞かせてください。「もっと早く相談すればよかった」──そう思ってほしくないから。私はその一歩を、全力で支えます。