不動産【購入者向け】チェックリスト

不動産【購入者向け】チェックリストを作成しました。実際に不動産業者と話をする際に、このチェックリストを使って物件調査を行い、契約を結ぶ方際の判断材料にしてください。ご自身で項目を増やすことも重要です。

現地で「買います」「いいですね」とか「契約します」などの発言はしないでください。法律上、口頭であっても契約は成立します。一旦冷静になって誰かに相談してから判断しましょう。

「不動産購入は“人生の節目”と密接に関わる大きな判断です」買うの判断を不動産業者任せにせず、一度冷静に「あなた自身の未来にとって正しいか?」と考える視点を持ちましょう。

1.資金・ローン計画に関する確認

□ 物件価格に加え、諸費用(登記・仲介手数料・火災保険・引っ越し代など)を含めた総額を把握している

□ 頭金の有無・ローン借入額・金利・返済期間を把握している

□ 月々の返済額が、現在と将来の家計(教育費・老後資金)に無理のない範囲か

□ ローン返済の途中で収入が減少した場合に備えた予備資金がある

2.物件そのもののチェックポイント

□ 駅・スーパー・病院など生活施設までの距離は実感として無理がない

□ 道路状況や騒音、隣接地の環境(日照・臭気・治安など)に不満がないか

□ 水害・土砂災害などハザードマップのリスクを確認した

□ 建物の老朽化・傾き・雨漏りなどの兆候はないか(中古物件の場合)

□ マンションの場合、管理費・修繕積立金が毎月いくら必要か理解している

3.長期視点での判断材料

□ 転勤や家族構成の変化に対して、将来もこの家で暮らすビジョンが持てるか

□ 売却する場合にどれくらいの価格になるか(将来的な資産性)も調査した

□ 不動産業者の言葉をうのみにせず、自分なりに情報を整理できている

4.感情に流されないための確認

□ 「今すぐ決めないと売れる」と言われても冷静に考える時間を確保している

□ 家族全員が納得したうえで判断しようとしている

□ 第三者(FPや信頼できる相談者)に一度話してみたか?